イオンクロマトグラフ法に関する記述として、誤っているものはどれか。
- ふっ素及びふっ素化合物の検定に用いられる。
- 分離カラムの充塡剤(じゅうてんざい)には、一般に、ガラスビーズや活性炭が用いられる。
- サプレッサは、溶離液の強電解質を除去して、電気伝導度のバックグラウンドを低減する。
- ノンサプレッサ法では、一般に、当量電気伝導率が比較的低い有機酸を溶離液として用いる。
- 陰イオンだけでなく、陽イオンの分析にも用いられる。
正解 (2)
解 説
イオンクロマトグラフ法はその名の通り、イオン交換を利用して各成分を分離させます。それなのに、充塡剤に極性のないガラスビーズや活性炭を用いてしまうと、イオン交換ができません。
実際に用いられる充塡剤は、「イオン交換樹脂」です。
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