H30年 汚水処理特論 問21 問題と解説

浮遊物質の試験に関する記述中、下線を付した箇所のうち、誤っているものはどれか。

浮遊物質(懸濁物質)は、網目(1)2mmのふるいを通過した試料の適量を孔径(2)0.05μmのガラス繊維ろ紙でろ過した時に、ろ紙上に捕捉される物質で、その物質を(3)水洗後(4)105~110℃で2時間加熱乾燥し、(5)デシケーター中で放冷した後の質量を測定し、試料1L中の質量(mg)で表す。

 

 

 

 

 

正解 (2)

 解 説    

浮遊物質とは、網目2mmのふるいを通過した試料の適量を、孔径1μmのガラス繊維ろ紙でろ過したときに捕捉される物質のことです。

よって、(2)の「0.05μm」が誤りで、正しくは「1μm」となります。

また、(4)の数値も重要なので併せて覚えておいてください。乾燥工程の温度設定としては、水分を完全に蒸発させなければならないので、水の沸点の100℃よりも少し高めに設定しています。

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