活性炭によるガス吸着処理に関する記述として、誤っているものはどれか。
- 一般に、非極性物質よりは極性物質の吸着に優れている。
- 一般に、炭素数の大きい炭化水素を吸着しやすい。
- 排ガスの処理や有機溶剤の回収には、主にガス賦活炭が用いられる。
- アンモニアなど塩基性ガスの吸着には、酸性成分添着炭が有効である。
- 破過時間は、活性炭の交換時期を知るための重要な情報となる。
正解 (1)
解 説
活性炭はそれ自身、極性の小さなものです。吸着はファンデルワールス力によるもののため、極性物質よりも非極性物質(炭化水素など)との相性が良くなります。
よって、(1)の記述は「非極性物質」と「極性物質」とを反対にするべきです。
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