大気汚染物質による植物被害に関する記述として、誤っているものはどれか。
- タイプ別に分類すると、可視被害と不可視被害に大別される。
- 可視被害は、さらに急性被害、混合被害及び慢性被害に分けられる。
- 急性被害は、植物が比較的高濃度の大気汚染物質に比較的短時間暴露されて被害を受けて、最終的には成長低下や減収が引き起こされる場合をいう。
- SO2による被害として、葉脈間に斑点状のクロロシスやネクロシスが生じる。
- オゾンによる被害として、葉の裏面が金属色光沢化する現象がある。
正解 (5)
解 説
葉の裏面が光沢化し、銀灰色又は青銅色を呈するのは「オゾン」ではなくて「PAN」が原因です。
オゾンは柵状組織の斑点を作ること、色素形成することなどの影響を与えます。
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