H27年 公害総論 問2 問題と解説

次の法律とその法律の定義に規定されている用語の組合せとして、誤っているものはどれか。

  1. 大気汚染防止法           有害大気汚染物質
  2. 水質汚濁防止法           特定物質
  3. 土壌汚染対策法           特定有害物質
  4. 悪臭防止法             特定悪臭物質
  5. 地球温暖化対策の推進に関する法律  温室効果ガス

 

 

 

 

 

正解 (2)

 解 説    

特定物質は「水質汚濁防止法」ではなく、「大気汚染防止法」で次のように定められています。

「特定物質」とは、物の合成、分解その他の化学的処理に伴い発生する物質のうち、人の健康又は生活環境に係る被害が生ずるおそれがある物質で、次の28物質が定められている。

ここでは28物質を列挙しませんが、大気概論の科目で過去にそれが問われたこともあるので、興味がある方はH23大気概論問7を参照してください。

ちなみに、水質汚濁防止法においては「特定物質」ではなく「有害物質」が定義されています。

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