粉じんの付着性に関する記述として、誤っているものはどれか。
- 粒子の付着性が大きいほど、管壁に粒子が付着・堆積し、配管等の閉塞を起こしやすい。
- 付着の強さには、ファンデルワールス力、液架橋力、静電気力などが影響する。
- 粒子が大きく、比表面積が小さいほど排ガス中の水分、硫酸分などを粒子表面に取り込み、凝集しやすくなる。
- ダストの付着力は、ダストの成分組成で異なる。
- ダストの付着力は、排ガスの成分組成で異なる。
正解 (3)
解 説
粒子が大きく比表面積が小さいと、粒子と排ガスの接触する面積が少なくなってしまうので、水分や硫酸分を取り込みづらくなり、凝集しにくくなります。
逆に、粒子が小さくて比表面積が大きいと、水分や硫酸分を粒子表面に取り込み、凝集しやすくなります。
コメント