共沈に関する記述として、誤っているものはどれか。
- カドミウムは、鉄(Ⅲ)の存在下では、水酸化カドミウムの溶解度積から計算されるpHより低いpHで沈殿する。
- セレン(Ⅳ)に対して、鉄(Ⅲ)による共沈処理が有効である。
- カドミウムに対して、クロム(Ⅲ)は鉄(Ⅲ)より共沈効果が大きい。
- ひ素(Ⅴ)よりもひ素(Ⅲ)に対して、鉄(Ⅲ)による共沈処理は容易である。
- 共沈処理の反応機構の一つとして、複合多核錯体の生成がある。
正解 (4)
解 説
ひ素(Ⅴ)は水中でイオンでいることが多いため、簡単に凝集剤と反応し、沈殿させることができます。
一方のひ素(Ⅲ)は、水中でH3AsO3という非解離性の分子でいることが多いので、共沈処理が難しいです(H3AsO3という化学式を覚える必要はないと思います。あくまで参考として載せました)。
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