活性汚泥処理装置の維持管理に関する記述のうち、誤っているものはどれか。
- 排水に窒素、りんなどの栄養塩が含まれていないときは、BOD:N:P=100:5:1を目安に栄養塩を添加する。
- 排水の流入が停止すると、曝気槽内で活性汚泥が消費する酸素量は0(ゼロ)になる。
- 溶存酸素濃度が急に高くなったときは、生物活性が低下したと考えられる。
- 除去BOD量と必要酸素量には正の相関がある。
- SVIが高くなる原因の一つとして糸状性微生物の異常増殖がある。
正解 (2)
解 説
たとえ排水を処理していなくとも、曝気槽内には活性汚泥としての微生物がいるので、微生物の呼吸により酸素が消費されます。よって、消費酸素は排水を処理しているときに比べれば少なくなりますが、0(ゼロ)にはなりません。
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