H26年 公害総論 問11 問題と解説

騒音に係る環境基準について、特に静穏を要する地域の昼間及び夜間の基準値として、正しい組合せはどれか。

    (昼間)      (夜間)

  1. 40デシベル以下  30デシベル以下
  2. 50デシベル以下  40デシベル以下
  3. 50デシベル以下  30デシベル以下
  4. 60デシベル以下  50デシベル以下
  5. 60デシベル以下  40デシベル以下

 

 

 

 

 

正解 (2)

 解 説    

騒音の環境基準は、その地域の類型によって異なります。類型にはAA、A、B、Cの4種類があり、その分類は以下の通りです。

  • AA:療養施設、社会福祉施設等が集合して設置される地域など特に静穏を要する地域
  • A:専ら住居の用に供される地域
  • B:主として住居の用に供される地域
  • C:相当数の住居と併せて商業、工業等の用に供される地域

また、それぞれの環境基準は以下の通りです。

  • AA:昼間は50[dB]以下で、夜間は40[dB]以下
  • A、B:昼間は55[dB]以下で、夜間は45[dB]以下
  • C:昼間は60[dB]以下で、夜間は50[dB]以下

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