洗浄集じん装置を50%分離粒子径が大きい順に並べたとき、正しいものはどれか。
- サイクロンスクラバー > ジェットスクラバー > スプレー塔
- ジェットスクラバー > サイクロンスクラバー > スプレー塔
- ジェットスクラバー > スプレー塔 > サイクロンスクラバー
- スプレー塔 > ジェットスクラバー > サイクロンスクラバー
- スプレー塔 > サイクロンスクラバー > ジェットスクラバー
正解 (5)
解 説
問6の解説で、ベンチュリスクラバーは基本流速が大きいので微細なダストを捕集することができる、と解説しましたが、ジェットスクラバーも、ベンチュリスクラバーほどではありませんが基本流速が大きいため、微細なダストを捕集するのに向いています。
よって、ジェットスクラバーの50%分離粒子径はかなり小さいと判断できます。ここが重要なので、これさえ押さえておけば(5)のみに絞り込めるように選択肢が作られていますが、参考までに、各洗浄集じん装置の50%分離粒子径を以下に示しておきます。
- スプレー塔:3μm
- 充塡塔:1μm
- サイクロンスクラバー:1μm
- ジェットスクラバー:0.2μm
- ベンチュリスクラバー:0.1μm
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