H26年 ばいじん・粉じん特論 問1 問題と解説

ダストの粒子径に関する記述として、誤っているものはどれか。

  1. ダストの粒子径分布を、適当に区分された粒子径間隔ごとの質量又は個数割合で表すものを頻度分布という。
  2. ダストのふるい上分布において、ふるい上が50%となる粒子径をモード径という。
  3. ロジン-ラムラー分布は、一般に産業活動の過程で発生するダストの粒子径分布がよく従うとされている。
  4. 粒子径分布が対数正規分布に従う場合は、各種の平均粒子径が解析的に計算できる。
  5. 空気力学的粒子径は、密度を1000kg/m3としたときの粒子径ということができる。

 

 

 

 

 

正解 (2)

 解 説    

(2)の説明は「モード径」ではなく、「メディアン径」のことです。

モード径は、分布において最も頻度が多い径のことを指す言葉です。最頻度粒子径、最頻粒子径といった呼ばれ方もします。

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