H25年 汚水処理特論 問23 問題と解説

大腸菌群及びその検定方法に関する記述として、誤っているものはどれか。

  1. 大腸菌群とは、グラム染色法に対して陰性であり、芽胞を形成しない桿菌で、ラクトースを分解して酸と気体を発生する好気菌又は通性嫌気菌をいう。
  2. 採水瓶、器具類などは使用前に滅菌しておく。
  3. 大腸菌群の検定用試料は、0~5℃の暗所に保存し、9時間以内に培養試験を開始する。
  4. 滅菌生理食塩水で希釈した試料1mLずつを2個のデオキシコール酸塩培地に取り、それぞれについて20℃で18~20時間重層平板培養する。
  5. 大腸菌群の集落は、培地に含まれたニュートラルレッドにより、赤色を呈する。

 

 

 

 

 

正解 (4)

 解 説    

培養温度は35~37℃と決められています。培養時間など、そのほかの記述は正しいです。

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