大腸菌群及びその検定方法に関する記述として、誤っているものはどれか。
- 大腸菌群とは、グラム染色法に対して陰性であり、芽胞を形成しない桿菌で、ラクトースを分解して酸と気体を発生する好気菌又は通性嫌気菌をいう。
- 採水瓶、器具類などは使用前に滅菌しておく。
- 大腸菌群の検定用試料は、0~5℃の暗所に保存し、9時間以内に培養試験を開始する。
- 滅菌生理食塩水で希釈した試料1mLずつを2個のデオキシコール酸塩培地に取り、それぞれについて20℃で18~20時間重層平板培養する。
- 大腸菌群の集落は、培地に含まれたニュートラルレッドにより、赤色を呈する。
正解 (4)
解 説
培養温度は35~37℃と決められています。培養時間など、そのほかの記述は正しいです。
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