H25年 ばいじん・粉じん特論 問1 問題と解説

微粉炭燃焼ボイラーで生成するダストに関する記述として、誤っているものはどれか。

  1. ボイラー出口のダスト濃度は、石炭中の灰分が多いほど高くなる。
  2. ダストの中位径は、おおむね15~35μmである。
  3. かさ密度は、700kg/m3程度である。
  4. 主成分は、二酸化けい素、酸化アルミニウムである。
  5. 見掛け電気抵抗率は、未燃カーボンが少ないほど低くなる。

 

 

 

 

 

正解 (5)

 解 説    

カーボン(炭素)は炭素電極などとして使われるように、電気をよく通します。よって、未燃カーボンが多いほど電気を通しやすい、つまり、見かけ電気抵抗率が低くなります。

一方、二酸化けい素は電気を通さないので、これが多いと、見かけ電気抵抗率が高くなります。

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