ひ素排水の処理に関する記述として、誤っているものはどれか。
- 共沈剤として、鉄(Ⅲ)塩が使われる。
- 共沈剤として、アルミニウム塩は効果が低い。
- ひ素(Ⅲ)はひ素(Ⅴ)より共沈処理が容易である。
- 鉄粉法やフェライト法でも処理可能である。
- ひ素用キレート樹脂は、低濃度排水への適用が主体である。
正解 (3)
解 説
ひ素(Ⅴ)は水中でイオンでいることが多いため、簡単に凝集剤と反応し、沈殿させることができます。
一方のひ素(Ⅲ)は、水中でH3AsO3という非解離性の分子でいることが多いので、共沈処理が難しいです(H3AsO3という化学式を覚える必要はないと思います。あくまで参考として載せました)。
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