水質汚濁負荷に関する記述として、誤っているものはどれか。
- 排出水量に対する汚濁物質濃度の比を汚濁負荷量という。
- 工場や事業場、農地などで発生した負荷量を発生負荷量という。
- 水系に達した地点での負荷量を、到達負荷量あるいは流入負荷量という。
- 工場からの発生負荷量を、原料使用量や工場出荷額などで除したものを汚濁物質の発生原単位という。
- 発生負荷量に対する到達負荷量の比を流達率という。
正解 (1)
解 説
汚濁負荷量とは、汚濁物質の総量のことです。計算上は、汚濁物質濃度と排出水量の掛け算によって算出できます。たとえば、汚濁物質濃度が5[mg/L]で、排出水量が100[m3/d]だったら、1日あたりの汚濁負荷量は
のようになります。よって、(1)のように比(割り算)ではなく、正しくは積(掛け算)です。
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