TOC計に関する記述として、誤っているものはどれか。
- TOC計は、水中に含まれている有機体炭素を定量するものである。
- 有機物中の炭素を二酸化炭素にする方法として、燃焼酸化法又は湿式酸化法が用いられる。
- 二酸化炭素の測定は、紫外線吸収法により行われる。
- 1チャンネル方式では、揮発性有機化合物の一部は、無機体炭素除去過程で揮散するためTOCとして測定されない。
- 2チャンネル方式(全炭素から無機体炭素を減じてTOCを算出)では、TOCが低い試料は、誤差が大きくなる場合がある。
正解 (3)
解 説
二酸化炭素の測定は、非分散型赤外線ガス分析計を使います。
紫外線吸収法を使うのは全窒素の測定です。
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