H24年 大規模大気特論 問2 問題と解説

逆転層に関する記述として、誤っているものはどれか。

  1. 最も一般的な逆転層の成因は、地表面の放射冷却である。
  2. 放射性逆転層の厚さは、普通には200m以下である。
  3. 高気圧の圏内で発生する沈降性逆転は、一般に厚さが小さい。
  4. 移流性の逆転は、冷たい地面上に暖かい空気が流れ込んで発生する。
  5. 逆転層中では鉛直拡散が抑えられ、有風時には煙は水平に扇形に広がる。

 

 

 

 

 

正解 (3)

 解 説    

沈降性逆転は高気圧圏内で発生する逆転層で、光化学スモッグの発生原因となります。これは一般的に厚さが大きいという特徴があります。

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