バグフィルターの運転、維持管理に関する記述として、誤っているものはどれか。
- 起動前に空気負荷運転をし、残留する腐食性、可燃性ガス及び湿りガス等を空気で置き換える。
- 高温含じんガスの集じんでは、高温含じんガスをろ布の常用耐用温度以下にした上でバグフィルターに導入する。
- 湿りダストの集じんでは、結露によるろ布の目詰まり、捕集ダストの付着・固着による排出トラブルを生じやすい。
- 集じん装置内に、酸素、粉じん雲、着火エネルギーが存在すると粉じん爆発の可能性がある。
- 火災・粉じん爆発性ダストの集じんでは、着火源対策として爆圧放散口を取り付ける。
正解 (5)
解 説
爆圧放散口は、爆発が起こってしまったときに異常圧力を外部に放出することで、機器の破損などを防止するためのものです。大事な役割を果たしていますが、着火源対策とはいえません。
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