H23年 ばいじん・粉じん特論 問1 問題と解説

頻度分布が下図のようになるとき、対応するふるい上分布として、正しいものはどれか。

 

 

 

 

 

正解 (4)

 解 説    

問題文にある図を見ると、粒子径がdpmaxの大体0.3倍くらいのところに大きな山があり、0.8倍くらいのところに小さな山があります。また、0.7倍くらいのところが谷になっているのが特徴的です。

dpmaxの0.3倍のところに大きな山があるということは、この付近に粒子が集中しているので、選択肢の図においては、この付近を境に傾きが急になっているはずです。つまり、選択肢の(2)と(4)が候補となります。

次に、問題文の図の0.7倍のところに谷があるため、ここでは選択肢の図で傾きが小さくなり、問題文の図の0.8倍あたりのところに山があるため、選択肢の図では再び傾きが大きくなるはずです。

以上を満たす図は、選択肢(4)です。

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