フェノール類を測定するために、試料250mLを前処理(蒸留)して留出液の最終液量を250mLとした。この留出液100mLをとり、4-アミノアンチピリン吸光光度法で測定したところ、吸光度は0.210であった。標準液について以下のような結果が得られたとすると、試料中のフェノール類濃度(mg/L)はおよそいくらか。
(フェノール標準液、μg/100mL) (吸光度)
- 0 0.000
- 50 0.070
- 100 0.140
- 200 0.280
- 1.5
- 3.8
- 150
- 380
- 1500
正解 (1)
解 説
標準液の濃度と吸光度の関係は、いずれも
となっているので、これは傾きが0.0014の直線になります。問題文より、求めたい試料の吸光度が0.210なので、試料の濃度は以下のように求めることができます。
ここで、単位に注意してください。今わかっているのは100mLあたりのμgなので、これを、1Lあたりのmgに直します。
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