曝気槽容積100m3、MLSS濃度2000mg/L、返送汚泥SS濃度8000mg/L、余剰汚泥の引き抜き量2m3/日のとき、汚泥滞留時間SRT(日)として適切なものはどれか。
ただし、最終沈殿池内、返送汚泥管内及び処理水中に存在する汚泥は考慮しない。また、引き抜き汚泥と返送汚泥のSS濃度は等しいとする。
- 12.5
- 15
- 17.5
- 20
- 25
正解 (1)
解 説
曝気槽容積が100[m3]で、MLSS濃度が2000[mg/L]のとき、曝気槽に含まれるMLSS量は、
です。
また、返送汚泥SS濃度が8000[mg/L]で、余剰汚泥の引き抜き量が2[m3/日]なので、1日の返送汚泥SS量は、
となります。
以上より、曝気槽にSS量が200[kg]あって毎日16[kg]ずつ抜けていくので、汚泥滞留時間は、
になります。
コメント