問 題
全りんの検定に関する記述中、下線を付した箇所のうち、誤っているものはどれか。
ペルオキソ二硫酸カリウム分解法では、試料にペルオキソ二硫酸カリウムを加え、(1)120℃の高圧蒸気滅菌器中で加熱して(2)有機物などを分解し、生成した(3)りん酸イオンを(4)インドフェノール青吸光光度法で定量し、これを(5)りんの濃度で表す。
正解 (4)
解 説
(4)の「インドフェノール青吸光光度法」が誤りで、正しくは「モリブデン青吸光光度法」となります。
よって、正解は(4)です。
この問題の文章は、全りんの検定方法がよくまとまっています。試薬としてペルオキソ二硫酸カリウムを使う点や、120℃の高圧蒸気滅菌器(オートクレーブ)という条件、測定方法がモリブデン青吸光光度法である点などは、どれも重要事項としてぜひ押さえておきたい知識です。
ちなみに、誤答の「インドフェノール青吸光光度法」は、アンモニアの検定方法の一つです。
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