ジャーテストに関する記述として、誤っているものはどれか。
- ビーカーに一定量の試料を採水する。
- 所定位置にビーカーをセットし、その後攪拌軸をセットする。
- 攪拌羽根を回転させながら、使用する薬品を所定濃度となるように添加する。
- 微小フロックを形成させるために緩速攪拌し、次いでフロックの成長を図るために急速に攪拌する。
- 攪拌を停止し、攪拌羽根を引き抜いた後、直ちにフロックの状態や沈降の様子を観察し記録する。
正解 (4)
解 説
「緩速攪拌」と「急速に攪拌」が逆です。
微小フロックを形成させるためには水中の粒子と凝集剤が接触しないと始まらないので、勢い良くかき混ぜて接触機会を増やします。
続いて、フロックを成長させる段階では、勢い良くかき混ぜると水圧でフロックが粉々になってしまうので、そーっと撹拌することによって、フロック同士が柔らかく接触させ、大きなフロックへと成長するようにします。
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