バグフィルターによる湿りダスト、湿りガスの集じんに関する記述として、誤っているものはどれか。
- 結露によるろ布の目詰まり等が生じやすい。
- ダクト、バグフィルターの保温施工、バグフィルターホッパー部の加温ヒーターの取り付けなどが必要である。
- 主に冬季には熱風を送気し、処理ガス温度を水露点温度程度に保持する。
- 運転の前後は、10分間程度バグフィルターの空気負荷運転をする。
- 燃焼ガスを含む場合、処理ガス温度を酸露点以上に維持する。
正解 (3)
解 説
水露点温度程度だと、ぎりぎりで結露してしまうかもしれません。また、温度調整をぴったり行うことは難しい上、ガスの流れにもムラがあるのでその温度は一定ではありません。
よって、露点温度の+20℃くらいを保持することが必要です。+20℃程度見ておけば、多少の誤差が生じても結露の心配がいりません。
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