微粉炭燃焼におけるダストの性状に関する記述として、誤っているものはどれか。
- ダスト濃度は、石炭中の灰分が多いほど高くなる。
- 主成分は、二酸化けい素、酸化アルミニウムである。
- 粒度は、石炭の微粉度に大きく影響される。
- かさ密度は、700kg/m3程度である。
- 見掛け電気抵抗率は、酸化ナトリウムが少ないほど低い。
正解 (5)
解 説
酸化ナトリウムはその構造中に電荷の偏りがあるので、電気を通しやすいです。電気を通しやすいので、酸化ナトリウムが多いほど見掛け電気抵抗率は低くなります。逆に、酸化ナトリウムが少なければ、電気を通しにくくなるので、抵抗率は上がります。
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