JISによる燃料ガス及び天然ガスの分析に用いるガスクロマトグラフ法に関する記述として、誤っているものはどれか。
- 試料ガス中の成分をカラムで分離して、それを検出器で検出する方式である。
- 試料ガスは、間欠的にカラムに注入される。
- 成分の濃度が既知の標準ガスを必要としない分析法である。
- 検出器には、熱伝導度検出器(TCD)等がある。
- キャリヤーガスとしては、HeやArがよく用いられる。
正解 (3)
解 説
ガスクロマトグラフ法を使うにあたり、標準ガスは必須です。標準ガスを分析した際に得られるピーク面積と、未知試料を分析した際に得られるピーク面積とを比較することで未知試料に含まれている特定成分の濃度を定量しています。
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