大気環境の保全のために移動発生源に関して実施されている施策として、誤っているものはどれか。
- 軽油中の窒素分の低減
- 船舶の排出ガス対策
- ディーゼル重量車の排出ガス対策
- 自動車税のグリーン化
- 公共車両優先システムなどの交通流対策
正解 (1)
解 説
軽油はディーゼルエンジンの燃料として使われることが多く、窒素分ではなく硫黄分が問題視されています。よって、(1)は正しくは「軽油中の硫黄分の低減」となります。
ちなみに、最近はサルファーフリー軽油と呼ばれる軽油があり(硫黄を英語にするとサルファーsulfurといいます)、これは硫黄分が0.0010%(10ppm)以下のものを指します。
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