大気の汚染に係る環境基準に関する記述として、誤っているものはどれか。
- 二酸化いおうについては、1時間値の1日平均値が0.04ppm以下であり、かつ、1時間値0.1ppm以下であること。
- 一酸化炭素については、1時間値の1日平均値が10ppm以下であり、かつ、1時間値の8時間平均値が20ppm以下であること。
- 浮遊粒子状物質については、1時間値の1日平均値が0.10mg/m3以下であり、かつ、1時間値が0.20mg/m3以下であること。
- 二酸化窒素については、1時間値の1日平均値が0.04ppmから0.06ppmまでのゾーン内又はそれ以下であること。
- 微小粒子状物質については、1時間値の1日平均値が15μg/m3以下であり、かつ、1年平均値が35μg/m3以下であること。
正解 (5)
解 説
微小粒子状物質の環境基準は、「1年平均値が15μg/m3以下であり、かつ、1日平均値が35μg/m3以下であること。」です。
問題文のように、1日平均値が15以下というのを守れるなら、1年の平均が35以下になるのは当然です。つまり、長い期間のほうが基準が厳しくないとおかしいです。
環境基準の数値やその達成率については頻出なので、こちらのページにまとめています。ぜひ、併せて確認してください。
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