H27年 公害総論 問11 問題と解説

環境省の平成24年度騒音規制法施行状況調査に関する記述として、誤っているものはどれか。

  1. 営業騒音、拡声機騒音、生活騒音等のいわゆる近隣騒音は、騒音に係る苦情全体の約20%を占めている。
  2. 騒音に対する発生源別苦情件数は建設作業が最も多い。
  3. 新幹線鉄道騒音の環境基準適合状況は悪化の傾向にある。
  4. 拡声機騒音については、多くの都道府県で条例が制定されている。
  5. 一般地域における騒音の環境基準の全測定地点の適合率は、航空機騒音に係る環境基準の適合率より高い。

 

 

 

 

 

正解 (3)

 解 説    

新幹線鉄道騒音の環境基準の達成率は、平成20年度~24年度まで、43%、47%、52%、59%、60%と徐々に上がっているので、(3)の記述が誤りです。

ただし、その後もずっと改善傾向が続いているわけではなく、50~60%前後で上がったり下がったりしています。

環境基準の達成率に関する最新の数値はこちらのページにまとめてあります。

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