全窒素の検定法に関する記述中、下線を付した箇所のうち、誤っているものはどれか。
全窒素の検定には、総和法又は紫外吸光光度法を用いる。
総和法は2つの試料をとり、その片方で(1)亜硝酸性窒素と(2)硝酸性窒素との合量を、他方でアンモニア性窒素と(3)有機体窒素との合量を求め、それらの和を全窒素とする。
紫外吸光光度法は、試料をアルカリ性(4)ペルオキソ二硫酸塩共存下で加熱酸化分解して、すべての窒素化合物を(5)アンモニウムイオンに変換して、その紫外部の吸収を測定して全窒素を求める。
正解 (5)
解 説
窒素化合物は酸化したら「硝酸イオン」になります。「アンモニウムイオン」だと、還元されたことになってしまいます。
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