微粉炭燃焼ボイラーで生成するダストに関する記述として、誤っているものはどれか。
- ボイラー出口のダスト濃度は、石炭中の灰分が多いほど高くなる。
- ダストの中位径は、おおむね15~35μmである。
- かさ密度は、700kg/m3程度である。
- 主成分は、二酸化けい素、酸化アルミニウムである。
- 見掛け電気抵抗率は、未燃カーボンが少ないほど低くなる。
正解 (5)
解 説
カーボン(炭素)は炭素電極などとして使われるように、電気をよく通します。よって、未燃カーボンが多いほど電気を通しやすい、つまり、見かけ電気抵抗率が低くなります。
一方、二酸化けい素は電気を通さないので、これが多いと、見かけ電気抵抗率が高くなります。
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