バグフィルターの維持管理に関する記述として、誤っているものはどれか。
- 湿りガス等が残留している場合があるので、システム内のガスを空気で置換した後、起動する。
- ダスト一次付着層の未形成のため、バグフィルター出口でのダスト濃度が高いと予測される場合、事前にプリコート粉を供給することがある。
- 金属溶解などで発生する高温ガスを処理するバグフィルターの保守点検では、エアパージした後、有害ガスの有無を検知し、保守点検を始める。
- 凝縮性ガスの処理では、バグフィルター入口に流入するガスの温度を露点以下に設定する。
- 腐食性ガス等が残留している場合があるので、バグフィルターでは、ばいじん発生施設の停止後も約10分間程度は送風を継続する。
正解 (4)
解 説
ガスの温度を露点以下にしてしまうと、ガスが液体になり(=凝縮)、バグフィルター損傷や煙道腐食の原因となります。よって、ガスの温度は露点よりも高くして、ガスのままでいられるようにする必要があります。
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