平成22年度における大気環境の現状に関する記述として、誤っているものはどれか。
- 二酸化硫黄の大気中濃度の年平均値は、自動車排出ガス測定局(自排局)で0.003ppmであり、一般環境大気測定局(一般局)での値と同じであった。
- 二酸化窒素の大気中濃度の年平均値は、自排局で0.022ppmであり、一般局における年平均値の2倍であった。
- 光化学オキシダントの環境基準を達成した測定局はゼロであった。
- 一酸化炭素については、すべての測定局で環境基準が達成された。
- 微小粒子状物質の環境基準(短期基準)達成率は、一般局で約90%であった。
正解 (5)
解 説
微小粒子状物質とはPM2.5のことです。問題にある平成22年度の達成率は、一般局で32.4%、自排局で8.3%です。
ただし、微小粒子状物質の環境基準達成率は年によって変動が大きいので、上記の値を覚えることにあまり意味はなく、最新のデータを押さえておく必要があります。
環境基準の達成率に関する最新の数値はこちらのページにまとめてあります。
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