活性汚泥処理装置の維持管理に関する記述として、誤っているものはどれか。
- 曝気槽のpHが中性付近になるように管理する。
- 排水に窒素、りんなど微生物の栄養塩が含まれていないときは、BOD:N:P=100:5:1を目安に添加する。
- 溶存酸素計を設置するときは、原水の流入場所にする。
- 活性汚泥のSVIが小さい方が、沈降しやすい。
- 硝化を促進するには、曝気槽の溶存酸素濃度をBOD除去の場合より高めにする。
正解 (3)
解 説
溶存酸素濃度が大事なのは、これの多寡によって曝気槽での反応速度が変わってくるためです。であれば、原水に含まれる溶存酸素を調べるよりは、曝気槽での溶存酸素を調べるほうが有益です。
よって、溶存酸素計は、曝気槽内に設置するべきです。
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