大規模設備におけるプロセスの温度に関する記述として、誤っているものはどれか。
- 製油所では、原油は常圧蒸留装置で沸点の差により、ガス、LPG、ナフサ、灯油、軽油及び残油留分に分離される。
- 火力発電用ボイラー排ガスは、白煙対策のため、ガス-ガスヒーターで約90℃に再加熱され、煙突に送られる。
- セメント工場のロータリーキルンの中では、最高1000℃程度に加熱される。
- ごみ焼却炉設備では、バグフィルターによるダイオキシン類の除去効果を高めるため、排ガス温度は低温化される傾向がある。
- 製鉄所のコークス炉では、粘結性の強い石炭が約1000℃で乾留される。
正解 (3)
解 説
1000℃という数字は、選択肢(5)にもあるようにコークス炉の乾留の際の温度です。
選択肢(3)にあるセメント工場のロータリーキルンでは、最高で1450℃程度まで熱します。
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