問 題
2019(令和元)年度実績として、大気汚染防止法に規定されるばい煙発生施設のうち、次の4施設を施設数の多い順に並べたとき、正しいものはどれか。
- ガスタービン > ディーゼル機関 > 乾燥炉 > 廃棄物焼却炉
- ディーゼル機関 > ガスタービン > 乾燥炉 > 廃棄物焼却炉
- 廃棄物焼却炉 > ディーゼル機関 > 乾燥炉 > ガスタービン
- 乾燥炉 > ディーゼル機関 > ガスタービン > 廃棄物焼却炉
- ディーゼル機関 > 乾燥炉 > ガスタービン > 廃棄物焼却炉
正解 (2)
解 説
種類別のばい煙発生施設数では「ボイラー」が最も多く、これだけで全体の過半数(6割くらい)を占めています。
…というのは押さえておきたい知識ですが、本問では選択肢のどこにもボイラーがありません。つまり、残り4割を占める2位以降の順番を正確に並べなさい、という設問になります。
一方、出題頻度から見てもこれを正確に押さえておくべき重要事項だとは思えないので、個人的にはこの設問は捨て問題扱いとしたいところです。
一応解説を示しておくと、種類別のばい煙発生施設数の順位は以下のようになります。
- ボイラー
- ディーゼル機関
- ガスタービン
- 金属鍛造・圧延加熱・熱処理炉
- 乾燥炉
- 廃棄物焼却炉
- (以下略)
上記の順位は年度によって変わることもほとんどないと思われるので、記憶力に余裕のある方は知識として覚えておくとよいかもしれません(優先的に覚えたい知識ではありません)。
以上から、正解は(2)となります。
コメント