問 題
フレーム原子吸光分析装置に関する記述中、下線を付した箇所のうち、誤っているものはどれか。
試料原子化部は、バーナーと(1)中空陰極ランプで構成される。バーナーには、予混合バーナーと全噴霧バーナーがある。
予混合バーナーでは、(2)助燃ガスによって(3)試料溶液がチャンバー内に吹き込まれて、燃料ガスと混合され(4)細かい粒子だけがバーナーヘッドに送られる。その他の粒子は、バーナーには送られず、(5)ドレンチューブから落下する。
正解 (1)
解 説
フレーム原子吸光法の装置において、試料原子化部はバーナーとガス流量制御部で構成されます。よって、(1)の「中空陰極ランプ」が誤りで、正しくは「ガス流量制御部」となります。
「ガス流量制御部」というのは特に重要事項ではないので覚えていなくても構いません。それでも、「中空陰極ランプ」は文字通りランプなので、試料原子化部ではなく光源部に使われるものだと判断できれば正解することができます。
よって、正解は(1)です。
フレーム原子吸光法の類題として、R3年 問20やR1年 問20などが挙げられるので、併せて確認しておくことをお勧めします。
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