論理式の基本

前項までは論理回路の説明でしたが、この項では論理式について解説していきます。

論理式とは、前項で扱った論理回路を図ではなく式で表したもののことをいいます。

たとえば、2種類の入力A、Bに対して、これを「AND」でつなぐためには、積の記号を用いて「A・B」と表現します。また、同様に2つの入力A、Bに対して、これを「OR」でつなぐためには、和の記号を用いて「A+B」と表現します。さらに、ある入力Aに対して、これを反対にする「NOT」を表す論理式は、となります。

前項までで見てきた論理回路を例にとって論理式を書いてみると、次のようになります。

よって、出力Xを論理式で表すと、

というように書くことができます。

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