ビル管理士試験 2019年 問154 問題と解説

 問 題     

清掃におけるドライメンテナンスに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 床材への熱影響に注意が必要である。
  2. スプレークリーニング法の仕上げには、フロアポリッシュを塗布する。
  3. ウェットメンテナンス法に比べ、滑りや転倒が多いので注意が必要である。
  4. 床材への水の浸透による劣化を防ぐ。
  5. ドライバフ法で用いる床みがき機は、回転数が高いほど、光沢度の回復が容易である。

 

 

 

 

 

正解 (3)

 解 説     

(1)は正しいです。ドライメンテナンス法はウェットメンテナンス法に比べて高速回転させるので(ウェットで高速回転したら水が飛び散ってしまいます)、摩擦熱が発生します。そのため、床材への熱影響を気にする必要があります。

(2)も正しいです。スプレークリーニング法とは、床面に塗布されているフロアポリッシュ皮膜に入った汚れを、フロアポリッシュ皮膜とともに削り取る方法のことです。その仕上げとして、新しいフロアポリッシュを塗布します。

(3)が誤りです。ウェットメンテナンス法のほうが水をたくさん使うので、滑りや転倒のリスクが高くなり、注意が必要です。

(4)は正しいです。ドライメンテナンス法は水をほとんど使わないので、ウェットメンテナンス法のように水が床材へ浸透してしまう心配がいりません。

(5)も正しいです。ドライバフ法とは、研磨剤を含まないフロアパッドで磨き、光沢度を回復させる方法のことです。回転数が高いほど光沢度回復が簡単にできるので、超高速床磨き機を使うこともあります。

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