ビル管理士試験 2019年 問118 問題と解説

 問 題     

給湯設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 壁掛けシャワーの使用温度は、42℃程度である。
  2. 総合病院における使用湯量は、40~80L/(床・日)程度である。
  3. 電気温水器の貯湯量は、60~480L程度である。
  4. 強制循環式給湯系統の横管は、1/200以上の勾配で配管する。
  5. 貯湯槽の容量は、ピーク時の必要量の1~2時間分を目安に加熱能力とのバランスから決定する。

 

 

 

 

 

正解 (2)

 解 説     

(2)で、総合病院における使用湯量は、「40~80L/(床・日)」ではなく、「100~200L/(床・日)」になります。

総合病院はその性質上、住宅などに比べると多くのお湯が必要となります。ちなみに、住宅の使用湯でも「75~150L/(人・日)」なので、(2)に書かれている「40~80L/(床・日)」というのはかなり少ない数値です。

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