ビル管理士試験 2019年 問98 問題と解説

 問 題     

建築材料の性質に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 木材の気乾状態の含水率は、25~30%である。
  2. 木材の引火点は、240~270℃程度である。
  3. 高強度鋼は、軟鋼より伸びが小さい。
  4. 鋼材のヤング係数は、鋼材の種類にかかわらずほぼ一定である。
  5. 強化ガラスは、一般板ガラスに特殊な熱処理を施し、表面に圧縮応力を生じさせたものである。

 

 

 

 

 

正解 (1)

 解 説     

(1)について、木材の気乾状態の含水率は「25~30%」ではなく、「約15%」です。

出題頻度からいえばマイナーな知識ではありますが、気乾状態というのは木材を大気中に放置して水分の抜けた状態であることから考えると、25~30%ではやや高すぎると判断できればよいと思います。

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