ビル管理士試験 2019年 問97 問題と解説

 問 題     

建築材料の密度が、大きい順に並んでいるものは次のうちどれか。

  1. 鋼材 > コンクリート > アルミニウム > 合板
  2. 鋼材 > アルミニウム > コンクリート > 合板
  3. コンクリート > 鋼材 > アルミニウム > 合板
  4. コンクリート > アルミニウム > 鋼材 > 合板
  5. コンクリート > 鋼材 > 合板 > アルミニウム

 

 

 

 

 

正解 (2)

 解 説     

密度とは体積あたりの質量のことなので、同じ大きさで比較したときに重い順に並べればよいという問題です。

あらゆる建築材料の密度を大きく分類すると、おおよそ以下のような傾向が見られます。

  • 金属類 > ケイ素類(ガラス・陶器・石材) > 木材

よって、選択肢に出てくる鋼材とアルミニウムは金属類、コンクリートはケイ素類、合板は木材に該当するので、これを満たす選択肢(2)が正解となります。

また、上記では金属類とくくっていますが、鋼材の主成分は鉄であり、これはアルミニウムの3倍くらい比重が大きいです。

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