問 題
照明施設の保守に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 照明器具の保守率は、照明施設の管理状況によらず、光源、照明器具の性能のみで決まる。
- LED照明器具の場合、周辺環境の清浄度が同じであれば、露出形と完全密閉形の設計光束維持率は同等である。
- 既設の蛍光ランプ用照明器具のランプを直管形LEDランプで代替する場合、適切なランプと照明器具の組合せでないと、照明器具の焼損や火災を招くおそれがある。
- 光源の交換と清掃の時期を合理的に組み合わせることが、所要照度の維持にとって望ましい。
- JIS C 8105-1によれば、照明器具の適正交換の目安は、累積点灯時間30,000時間としている。
正解 (1)
解 説
(1)に関して、保守率とは、照明施設を一定期間使用した後の作業面上の平均照度と初期平均照度との比で表される数値です。
保守率は、以下のような様々な影響を受けます。
- 使用する光源の種類
- 照明器具の構造
- 室内の粉じん発生量
- 照明器具の清掃間隔
よって、(1)の記述が誤りであり、これが正解となります。
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