ビル管理士試験 H30年 問127 問題と解説

 問 題     

排水配管及び通気配管に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 通気立て管の上部は、最高位の衛生器具のあふれ縁から150mm以上高い位置で、伸頂通気管に接続する。
  2. 排水横管に設置する通気管は、排水管断面の垂直中心線上部から45°以内の角度で取り出す。
  3. 飲料用貯水槽の間接排水管の排水口空間は、最小150mmとする。
  4. 排水立て管のオフセット部の上下600mm以内には、排水横枝管を設けてはならない。
  5. 管径125mmの排水横管の最小勾配は、1/200である。

 

 

 

 

 

正解 (5)

 解 説     

排水横管の管径と最小勾配の数値の組合せは頻出なので、ぜひ覚えておくべき重要事項です。

管径と最小勾配の組合せは以下の通りです。

よって、(5)の管径は125mmなので、最小勾配は1/150となります。

また、(1)~(4)に出てくる数値が変えられて誤りの選択肢となることもあるので、これらについてもぜひ押さえておきたいところです。

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