ビル管理士試験 H30年 問35解説

 問 題     

赤外線の作用による疾患に関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。

  1. 熱中症
  2. 皮膚癌(がん)
  3. 無精子症
  4. 白血病
  5. 急性角膜炎

 

 

 

 

 

正解 (1)

 解 説     

紫外線と赤外線の人体などへの影響を、それぞれ把握できているかを問う問題は頻出です。

紫外線は波長が短く透過性は低いので、眼や皮膚といった表面に対する作用が主です。ただし、その影響力は大きく、特に悪い影響が目立ちます(具体的な作用は後述)。

一方、赤外線は波長が長く透過性が大きいので、人体の奥まで届きます。赤外線はヒーターに使われることからもわかるように、「熱」の作用である点が最大の特徴です。

紫外線と赤外線、それぞれの作用には次のようなものが挙げられます。

紫外線の作用

  • 体内のビタミンDの生成
  • 皮膚の紅斑の出現
  • 皮膚癌
  • 白内障の発生
  • 電気性眼炎の発生
  • 殺菌作用
  • 無精子症
  • 白血病

赤外線の作用

  • 熱中症の発生
  • 皮膚血管の拡張
  • 代謝の促進
  • 白内障の発生

※ どちらにも白内障が書かれていますが誤植ではありません。紫外線も赤外線も白内障の原因となり得ます。

以上から、選択肢の中では(1)の熱中症だけが赤外線を浴びたときの特徴なので、これが正解です。

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