ビル管理士試験 H30年 問30 問題と解説

 問 題     

建築物衛生法による一酸化炭素の含有率の基準値として、最も適当なものは次のうちどれか。

  1. 原則1ppm以下
  2. 原則2ppm以下
  3. 原則5ppm以下
  4. 原則10ppm以下
  5. 原則50ppm以下

この問題は、法改正によって正解となる選択肢がなくなりました。

 

 

 

 

 

正解 なし

 解 説     

一酸化炭素の含有率の基準値は6ppmです。これは重要事項として必ず押さえておきたい知識です。

また、ほかの項目について出題されることもあるので、以下の表をそのまま覚えておくことをお勧めします。

  • 空気調和設備を設けている場合の空気環境の基準

上表は「空気調和設備を設けている場合」としていますが、これを設けていない場合には温度と相対湿度がコントロールできないので、空気調和設備を設けていない場合には、温度と相対湿度の除いた5項目に対して基準が適用されます。

ちなみに、H30年の試験当時は一酸化炭素の基準値が「原則10ppm以下」だったので、選択肢(4)が正解でした。かつては例外規定があったので「原則」と書かれていますが、今の基準値は例外なく「6ppm以下」となります。

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