ビル管理士試験 H30年 問29 問題と解説

 問 題     

たばこに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 喫煙により、肺気腫のリスクが増大する。
  2. 受動喫煙により、小児の呼吸器系疾患のリスクが増加する。
  3. 副流煙は、喫煙者が吐き出す煙のことである。
  4. 妊娠中の喫煙により、低出生体重児の頻度が高くなる。
  5. 主流煙と副流煙の組成は異なる。

 

 

 

 

 

正解 (3)

 解 説     

たばこの煙には主流煙と副流煙がありますが、たばこの筒のうち、喫煙者が口をつける側から出る煙が主流煙、反対側の先から出る煙が副流煙です。

たばこの吸い口にはフィルターが付いているので、喫煙者はフィルターを通過した主流煙を吸っています。一方、副流煙はフィルターを介さないので、こちらのほうが有害物質が多く含まれています。これが、受動喫煙の健康に与えるリスクが大きいといわれる一因です。

よって、(3)の記述が誤りです。

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