問 題
建築物衛生法と関連する法律に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 地域保健法に基づいて設置された保健所は、建築物環境衛生に関する相談指導などを行う。
- 建築基準法は、建築物について環境衛生上の維持管理を行うことを定めている。
- 労働安全衛生法は、労働者という特定の集団を対象として、工場など特定の作業場における環境条件などを定めている。
- 学校保健安全法は、児童及び生徒という特定の集団を対象として、学校における環境条件などを定めている。
- 建築物衛生法は、給水の水質基準などについて水道法の基準の一部を準用している。
正解 (2)
解 説
建築基準法は、建築物の敷地、構造、設備及び用途に関する最低の基準を定めています。つまり、建築物を建てるまでの諸々の基準を定めているのであって、建てたあとの環境衛生上の維持管理には言及していません。
環境衛生上の維持管理について定めているのは、問題文にある「建築物衛生法」となります。
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