問 題
建築物清掃の作業計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 作業計画の作成に当たっては、ムリ、ムダ、ムラがないか留意する。
- 日常清掃で除去する汚れと、定期的に除去する汚れを区別することなく、作業を実行できる。
- 作業記録の保存は、種々のトラブルの発生に対する処理を迅速化する。
- 作業内容が明確になっているので、管理者への対応が的確にできる。
- 作業内容が明確化されているため、統一的な指導ができる。
正解 (2)
解 説
作業頻度による分類では、日常清掃、定期清掃、臨時清掃の3通りに分けられます。
- 日常清掃は、1日1回行う作業です。
- 定期清掃は、その内容によって週に1回、月に1回、半年に1回など一定の間隔で行う作業です。
- 臨時清掃は、必要が生じたらその都度行う作業です。
(2)の記述のように日常清掃と定期清掃を区別しないと、床の除じんのような毎日やるべきことを怠って汚れが目立ったり、反対に窓掃除のような大掛かりなものを頻繁にやらなければいけなくなったりして、効率が非常に悪くなります。
作業計画を作成して日常清掃と定期清掃を区別することが、作業の効率化につながるため、(2)の記述は誤りであると判断することができます。
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